この機能は、特定のライセンスとプランでのみ使用できます。
Nexus セルフホステッド ランナーとは、お手持ちのサーバーをNexusでのテスト実行のためのランナーとして利用可能とする機能です。この機能を利用すると、お客様の社内ネットワークやローカル環境など、外部から直接アクセスできない環境にあるテスト対象サイトに対して、AutifyNexusからテストを実行できるようになります。
前提条件
Nexus プライベートランナーのセットアップにはワークスペースの管理者権限が必要です。
Nexus プライベートランナーをセットアップするコンピューターは、下記のシステム要件・ネットワーク要件を満たし、サポートされているブラウザがインストールされている必要があります。
システム要件
Nexus プライベートランナーとして使用する場合、次のシステム要件を満たす必要があります。
Windows 10以降。またはmacOS 14 Sonoma以降
32ビットWindows 10はサポートされていません
少なくとも2つのCPUコア
少なくとも2GBのRAM(4GBを推奨)
少なくとも50GBのハードディスク容量
これらは最小要件です。テストの複雑さによっては、各ランナーに追加のリソースをプロビジョニングする必要がある場合があります。
ネットワーク要件
クライアントと同様に、サーバーURLを介してNexusサーバー、ランナーを利用してテストされたいWebアプリケーションへ接続可能とする必要があります。
サポートされているブラウザ
ランナーには、Google ChromeまたはMicrosoft Edgeがインストールされている必要があります。
macOSでは、これらのブラウザを
/Applicationsフォルダに配置します。テスト実行には、インストールされているブラウザのいずれかを使用してテストを実行できます。
専用ユーザーアカウント
セキュリティ上の理由から、Autify Nexusランナーを実行するために専用のユーザーア カウントを作成することを推奨しています。
root 、Windowsの「Administrator」アカウント、またはその他の特権の高いOSユーザーをランナーに使用しないでくださ い。
ランナーのセットアップ
1.ランナーにNexusデスクトップアプリケーションをインストールする
専用のランナーユーザーアカウントを使用して、ランナーコンピューターにログインし、Autify Nexusのデスクトップアプリケーションをインストールしてください。
インストール手順は、Autify Nexusのインストールの手順に従ってください。
2.ランナー用のAPIクライアントを作成する
ランナーはAPIクライアントを使用してサーバーに接続します。
以下の作業を、ランナーにインストールしたデスクトップアプリケーションまたは、異なる端末から同じワークスペースにログイン可能なデスクトップアプリケーションを利用して実施し、APIクライアントの作成を行ってください。
Autify Nexusデスクトップアプリケーションを開き、管理者権限を持つAutifyユー ザーとしてログインします。
ウィンドウの左下にある「設定」アイコンをクリックします。
設定ダイアログの「アカウント」セクションで、「APIクライアント管理」ボタンをクリックします。
ウィンドウの右上にある「APIクライアント作成」ボタンをクリックします。
クライアントの一意のクライアントIDを入力します。ランナーが使用するワーク スペースを選択します。次に、「作成」をクリックします。
「API認証情報を表示」ボタン(テーブルの右側にあるアイコン(
))をクリック します。
API資格情報ダイアログの下部に表示されるランナーセットアップURLをメモしま す。
URLは autify-next://runner で始まり、サーバーURLと必要なAPIキーの 両方が含まれています。

※同じワークスペースで複数のランナーをセットアップする場合、すべてのランナーで同 じAPIクライアントとセットアップURLを再利用できます。
ランナーの起動
ランナーコンピューターで、Autify Nexusデスクトップアプリケーションを起動します。
もし、ランナーのセットアップ時にランナーコンピューターログインしている場合は、ウィンドウ の左下にある「設定」アイコンをクリックし、設定ダイアログの下部にある 「ログアウト」ボタンをクリックします。
「ランナーのセットアップ」にて取得したランナーセットアップURLを「サーバー URL」フィールドに入力し、「ログイン」をクリックします。
Nexusアプリケーションはクラウドランナーモードに入ります。このコンピュー ターをテストランナーとして使用することを確認するために「開始」ボタンをクリック します。
ランナーを自動起動に設定する
Autify Nexusデスクトップアプリケーションが開いている限り、ランナーはテストを自動的に実行できるようになります。
必要に応じて、コンピューターが起動するたびに自動的にログインしてNexusアプリケーションを開くように構成できます。
Windowsの場合
コンピューターに専用のランナーユーザーアカウントに自動的にログインさせる
MicrosoftのWebサイト「Windows で自動ログオンを有効にする」の手順に従ってください。
コンピューターにNexusアプリケーションを自動的に起動させる
Win + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、 shell:apps と入力して Enter を押し、ファイルエクスプローラーの「アプリケーション」リストを開きます。
再び Win + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、shell:startup と入力して Enter を押し、2番目のファイルエクスプローラーウィンドウで「スタートアップ」フォルダを開きます。
Autify Nexusを「アプリケーション」ウィンドウから「スタートアップ」ウィンド ウにドラッグアンドドロップします。2.
macOSの場合
コンピューターに専用のランナーユーザーアカウントに自動的にログインさせる
AppleのWebサイト「Macユーザーアカウントに自動的にログインする方法」の手順に従ってください。
Nexusアプリケーションを「ログイン項目」として追加して自動的に開かせる。
AppleのWebサイト「Macでログイン時に項目を自動的に開く」の手順に従ってください。
ランナーでの実行でデバッグトレースを取得する
ランナーでの実行で問題が発生した場合、調査のため、デバッグトレースの取得が必要な場合があります。
その場合は起動しているランナーにて、「停止」ボタンをクリックし、「テスト実行時にデバッグトレースを作成する」をオンにして、再度、「開始」を行ってください。
取得されたトレースログはテスト結果よりダウンロード可能です。
※トレースログのサイズが大きい場合には、ランナーのDownloadsフォルダ内に保存されます。必要に応じてランナーのコンピューターへログインし取得してください。
留意点
ランナーを実行するPCやサーバーがスリープ状態の場合、テストは実行されません。常に起動している環境での利用を推奨します。
セキュリティソフトや社内ファイアウォールの設定によっては、通信が遮断される場合があります。その際は社内のネットワーク管理者にご相談ください。
一つのランナーにつき、同時に実行できるテストの数には1つなります。