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【初心者向け】Autify Nexus 活用ガイド:効率的なテスト構築の4つのポイント

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このページについて

このガイドは、初心者の方や初めてNexusを利用する方を対象としています。

ユニークなユーザーデータの管理や、繰り返しの手順にかかる手動作業の削減といった課題を解決する方法を紹介し、信頼性が高くメンテナンスの手間がかからない自動テストの構築を支援することを目的としています。

また、ビジュアルアサーションやテキストアサーションといった機能を活用することで、拡張性を維持しながら、複雑なワークフローを自動化するお手伝いをいたします。

購入フローで学ぶNexusの活用法

実際の現場でどのようにNexusを活用するかを理解していただくために、標準的なEコマースの購入フローを例に進めていきます。

[1] ユーザー登録 → [2] ログイン → [3] カートに追加 → [4] チェックアウト

以下の各セクションでは、これらのステップで発生する具体的な課題を取り上げ、その最適な解決策を解説します。

具体的な解決策と設定手順

以下の各セクションでは、アカウント作成から購入完了までのユーザージャーニーを追いながら、重要なポイントを解説します。

[1] ユーザー登録

課題

新規ユーザーが問題なくサインアップし、サービスを利用開始できることを確認することは、テストにおける重要な第一歩です。

しかし、固定のメールアドレスを使用すると、2回目以降のテストでは「このメールアドレスは既に登録されています」というエラーで失敗してしまいます。

テストを実行するたびに新しいメールアドレスを手動で作成するのは、非効率で現実的ではありません。

解決策:ランダムメール

この機能はリモートワークスペースでのみ利用可能です。

Nexusには「ランダムメール」という機能があります。これにより一意のメールアドレスが自動生成されるため、手動での設定を一切行うことなく、何度でもユーザー登録テストを実行できます。

設定方法

  1. メールアドレスの入力ステップに到達したら、メニューバーのメールアイコンをクリックします。

  2. メニューから [ランダムメールを作成] を選択します。

  3. 作成したメールアドレスに名前を付けて [保存] ボタンをクリックします。

  4. 生成されたメールアドレスをコピーし、[メールアドレス] 入力フィールドに貼り付けます。

[2] 共有グループステップ

課題

ログインのような同じプロセスを、何度も繰り返しするのは作成するのは非効率です。

例えば、ECサイトでは以下のようなテストフローが考えられます。

  • ログイン → 購入

  • ログイン → 商品の返品

  • ログイン → ユーザーアカウントの編集

これらのシナリオをテストを個別に作成してしまうと、UIや仕様に変更があった際に、ログインプロセスを含むすべてのシナリオを一つずつ手動で更新しなければならず、メンテナンスに膨大な時間がかかってしまいます。

解決策:共有グループステップ

ログインなどの繰り返される手順を「共有グループステップ」にすることで、この問題を回避できます。

これらのグループは異なるシナリオ間で再利用可能です。手順に変更が必要になった場合も、1か所を更新するだけで、その変更がすべての箇所に自動的に反映されます。

設定方法

  1. シナリオエディタで、共有グループにしたいステップを選択します。

  2. 選択したステップの三点メニューをクリックし、[共有グループを作成] を選択します。

  3. グループに名前を付けて [完了] をクリックします。

  4. 最後に [保存] ボタンをクリックします。


    作成した共有グループステップは、ワークスペースのリソース内で管理できます。

[3] ビジュアルアサーション

課題

アップデートを繰り返す中で、UIが崩れてしまうことがあります。レイアウトのずれによってボタンが隠れてしまったり、その他の視覚的なデグレードが見逃されたりする可能性があります。

さらに、コンテンツの多いページですべての要素を目視で確認するのは、時間がかかる上にミスも発生しやすい作業です。

例として、以下のシンプルなカートページを見てみましょう。確認すべき項目は意外と多くあります。

  1. 商品名やカラーは正しく表示されているか?

  2. 数量は意図した値になっているか?

  3. 商品価格は正しいか?

  4. カートの合計金額は正確に計算されているか?

  5. カートバッジの数字はカート内の商品数と一致しているか?

解決策:ビジュアルアサーション

目視による確認は非効率です。重要なページには、Nexusの「ビジュアルアサーション」を活用しましょう。

下の画像のように、ビジュアルアサーションはテスト実行時の画面と記録時の画面を比較し、予期しない視覚的な変化が検出された場合にアラートを出します。人間の目では個々の要素の細かな差異に気づくのは難しいですが、AIならごくわずかな変化も瞬時に特定できます。

価格のように自然に変動する値がある場合は、「最大ピクセル差分(%)」のしきい値を調整することで、許容範囲内の変化として扱うことができます。

設定方法

  1. 赤枠内のアイコンをクリックします。

  1. [ページの見た目が同じであることを確認する] をクリックします。

  2. [差分しきい値(%)] に値を入力し、[追加] をクリックします。

[4] テキストアサーション

課題

ページ遷移が成功したからといって、システムが実際に処理を正しく完了したとは限りません。

決済フローのような複雑な処理では、システム上ではエラーが発生しているにもかかわらず、表面上はページが正常に読み込まれたように見えるリスクがあります。

リクエストを適切に処理されたと確証するためには、画面上の特定のメッセージなどを直接確認する必要があります。

解決策:テキストアサーション

決済後に表示される「ご購入ありがとうございました」といった特定のメッセージを対象に、テキストアサーションを設定します。

画面上の正確な文言を検証することで、決済プロセスが正常に完了したことを直接確認できます。

これにより、エラーメッセージが表示されているのにページが読み込まれただけでテストがパスしてしまうといった偽陽性(False Positive)を防ぎ、テストの信頼性を大幅に高めることができます。

設定方法

  1. メニューバーの赤枠内のアイコンをクリックします。

  2. 検証したいテキストをクリックします。画像のように、選択した範囲が紫色のハイライトで表示されます。
    次に [テキストを確認する] をクリックします。

  3. ドロップダウンメニューから [等しい] を選択し、[追加] をクリックします。