本記事では、Autify Nexusでローカル環境のAPIにアクセスするテストを実行する際に、ブラウザが表示する「ローカルアクセス許可」のダイアログを回避する手順について説明します。
Autify Nexusの仕様上、ブラウザの確認ダイアログに対して自動で許可を操作することはできないため、本手順による設定が必要です。

前提条件
テスト対象のローカルAPIが起動していること。
使用するブラウザがChromium系(Chrome または Microsoft Edge)であること。
回避方法の種類
ダイアログを回避する方法には、以下の2つのアプローチがあります。用途や運用に合わせて選択してください。
方法1: テストプランの高度なオプションで設定(全体設定): テストプランに含まれるすべてのシナリオに一括で適用したい場合に適しています。
方法2: Playwrightコードステップを使用(シナリオ別設定): 特定のシナリオのみ、または特定のタイミングで個別に権限を付与したい場合に適しています。
方法1:テストプランの高度なオプションでJSON文字列を設定
手順
対象のテストプランの詳細画面を開きます。
テストプラン設定 セクション内の 高度なオプション をクリックして展開します。
JSON 文字列を入力 をクリックし、以下のJSON文字列を入力します。
{ "launchOptions": { "args": [ "--disable-features=BlockInsecurePrivateNetworkRequests", "--disable-web-security", "--allow-insecure-localhost" ] } }すでにJSON文字列が入力されている場合は、既存の設定を残したまま
launchOptions.argsに上記3つの引数を追加してください。ダイアログ下部の 完了 をクリックします。
画面右上の 保存 をクリックします。
設定保存後、テストプランを実行し、ダイアログが表示されずに進行することを確認します。
留意点
本設定はブラウザのセキュリティ機能を緩和するため、テスト環境でのみ使用してください。
方法2:Playwrightコードステップを使用する(シナリオ別設定)
特定のシナリオに直接ステップを追加して、ローカルネットワークへのアクセス権限を付与する方法です。
手順
シナリオ一覧から対象のシナリオをクリックして開きます。
ステップ一覧の一番上(1番目のステップの直前)にある 追加 をクリックします。
表示されたメニューから ステップを挿入 を選択します。
Playwrightコードステップ をクリックします。
挿入ダイアログの コード に以下のコードを貼り付けます。
await context.grantPermissions(['local-network-access']);挿入 をクリックしてステップを追加します。
画面上部の 保存 をクリックします。
画面上部の 今すぐ実行 をクリックし、ダイアログが表示されずにテストが進行することを確認します。
留意点
Playwrightコードステップでのみ実行可能:本手順は必ず「Playwrightコードステップ」で実施してください。JavaScriptステップでは代替できません。
ステップの配置位置:追加したステップは、シナリオの「1番目のステップ」として配置されている必要があります(ページ遷移などの既存ステップより前に配置してください)。